１．結婚は時代遅れ

　秋の終わりと共に、米国の結婚式シーズンも終わりつつある。また、ある意味、制度としての結婚自体も既に旬を過ぎている。

　先月発表された国勢調査をピュー・リサーチ・センターが新たに分析したところ、米国成人の未婚率が過去最高を記録した。2012年には
約4200万人いる25歳以上の米成人の未婚率は約20％だった。1960年には成人未婚率は約10％だった。2012年は男性の未婚率が23％と、
女性の17％を上回った。そしてこの男女差も1960年以降拡大しつつある。1960年当時は25歳以上の男性の未婚率が10％で、女性は8％
だった。

　結婚率の低下にはいろいろな説明がある。大学進学率が上昇し、大学でより長く過ごす人の割合も増えた。卒業後は仕事に集中し、
その結果、結婚が後回しになっている。現在、平均結婚年齢は女性が27歳・男性が29歳と、1960年の女性20歳・男性23歳から上昇して
いる。これに加え、経済的事情や、結婚せずに同居することをより許容する姿勢も影響している、とピュー・リサーチの調査は指摘する。

2．結婚前から離婚の準備

写真＝離婚に関する婚前契約書も増えている Shutterstock
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　離婚訴訟などを専門にする弁護士で作る米団体「The American Academy of Matrimonial Lawyers」（会員1600人）の調査によると、
63％の弁護士が、離婚に関する婚前契約書を求める顧客が増えていると回答した。婚前契約書の中で最も多い条項は、結婚前に
どちらかが所有していた不動産の保護に関するもので、80％に達していた。これに続くのが離婚後扶養費に関するもので77％、次いで
結婚期間中の購入全財産の配分が72％となっている。

3．結婚式の費用で破産も

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　調査会社IBISワールドによると、結婚式産業は年間500億ドル（約5兆6800億円）の市場である。このため、結婚式サイトのザ・ノット・
ドット・コムによる新婦2万人を対象とした調査で、2014年の結婚式の平均費用が2万9858ドルだったのもうなずける。その額は過去
最高で、11年と比べると11％上昇している。内訳は食事代を含んだ式場費用が平均約1万3000ドル、婚約指輪代が同5500ドル、
カメラマン代が同2400ドルだ。新婚旅行費用はこれに含まれていない。

　婚姻年齢が高くなりつつあるため、費用は両親ではなく自分で出すカップルが増えている、とメリーランド州のあるエチケット
コンサルタントは話している。このため結婚式の仕方でより大きな発言力を持ち、実際に自分たちが望む式の計画を立てているという。

4．結婚式に出席する側も破産？

写真＝5月に結婚式を挙げたカニエ・ウェストとキム・カーダシアン夫妻 Getty Images
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　より多くのカップルが女優のキム・カーダシアンやミュージシャンのカニエ・ウェストが挙げたような結婚式を望むようになれば、
かわいそうな特別ゲストはより多くの出席費用がかかることになる。アメリカン・エキスプレスの調べでは、今年の出席費用の平均は
1回あたり592ドルで、ほんの2年で75％も上昇している。経済が回復してきているなか、観光地での結婚式や、より贅沢な式が増えて
いるからだ。そしてこれと別に出席者はカップルへの贈り物に109ドルを使うことになる。

（>>2以降に続く）

私は独身がいいとか、作れるのに子供はいらないとか言う夫婦は
自分らが社会の一部であることを自覚すべき

日本は自分勝手で我儘な独身チャイルド成人を軽蔑すべき

妹は立派な結婚式あげて、夫は東大出ＩＴ会社経営で
子供二人産んだけど、嫁が忙しすぎて夫がヒモになり
離婚の瀬戸際

姉はapple勤務でソニーの夫とゴンドラ乗って結婚したけど
夫婦関係冷え込み→家庭内別居→不倫→離婚→
再婚して今は一児の母となり幸せそうにしている。

なんだかな、仕事できるだけが幸せでもないし、
結婚式が盛大だから幸せってわけでもないのはよくわかるよ。

これが今の主婦の常識。
知らぬは主人だけなり。

日本は30で5割だったような。